看護師が一人暮らしをするなら「寮」も考えよう

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看護師寮も考えてみる

ネットが発達している今、欲しい物件情報はすぐに手に入れることができます。しかし、看護師寮は防犯上の理由から非公開とされていることが多いため、看護師寮について知りたくてもほとんど情報がありません。ここでは情報が少ない看護師の寮について詳しく説明していきます。

看護師寮も考えてみる

昔とは異なるイメージ

寮といえば「食事付き」「お風呂とトイレは共用」「寮母さんがいる」などのイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。共用で使うスペースが多く、あまりプライバシーが確保されていませんでしたが、これは一昔前の寮のことで今は様子が大きく変わっています。普通のアパートやマンションを借り上げて寮としているところも多く、外見からでは寮だと分からないようになっています。

寮は福利厚生のひとつ

金銭以外で報酬を支給することを福利厚生といいますが、福利厚生の内容は職場によって異なります。野球の観戦チケットが安くなったり、旅行の一部が負担されたりと多種多様にありますが、寮も福利厚生のひとつです。福利厚生は基本的に全職員が対象ですが、寮に関しては「独身」「入職〇年以内」など条件が出されている場合があります。

寮の割合は?

地方よりも都市部の方が寮の割合が高いといわれていますが、実際はどうなのでしょうか。地域ごとの寮や住宅補助がある割合を調べてみると、北海道19.7%、宮城県21.8%、東京都15.0%、愛知県10.9%、大阪府10.3%、福岡県6.5%、と必ずしも都市部に集中しているわけではないことが分かりました。また、西にいくほど数値も下がっており、全体の求人数から見てもそれほど多くないことが分かります。もし寮付きを前提に求人を探すのであれば、かなり数が絞られてしまうため普通に探すよりも難しいかもしれません。

場所もチェックしておく

寮付きの病院を探す際にチェックしておきたいのが、病院からの距離です。「病院と同じ敷地内にある」もしくは「徒歩圏内にある」と思っている人もいるかもしれません。ですが、系列病院が合同で利用している場合は病院と病院の間など近いとはいえない場所にあったり、徒歩が難しく、それなりの距離があるため通勤には電車やバスなどを利用しなければならない場所にあったり、と必ずしも病院のすぐそばにあるわけではありません。

家賃の支払い方法は?

賃貸物件の場合、家賃は振り込みが一般的ですが、寮は給料から天引きされることがほとんどです。天引きされることで振り込み忘れを防げるので、多忙な看護師にとっては嬉しいシステムです。

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