看護師が生活しやすい寮の種類や設備を確認

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寮の種類や設備について

寮と一言でいってもその種類は様々です。ここでは寮の種類や、家具や家電など気になる設備についてまとめていきます。

寮の種類や設備について

寮の種類は三つ

寮は大きく「病院が所有している寮」と「借り上げ寮」「家族寮」の三つの種類に分けられています。この三つの寮について詳しく見ていきましょう。

病院が所有している寮

病院が所有の寮の多くは、病院の敷地内やすぐ近くに建てられています。一般的な賃貸物件のような造りになっている物件もありますが、ほとんどの寮は「お風呂やトイレが共用」「玄関以外にも共用スペースが多い」といったように一昔前のような造りになっています。このタイプの寮では最もプライベートな部分であるトイレやお風呂を他人と一緒に使わなければなりません。そのため、一緒に使うことに抵抗を感じる人や他人と関わることを避けたい人には不向きです。

借り上げ寮

普通のマンションやアパートを病院が借りて、寮として提供しているのが借り上げ寮です。外見からも寮だと判別しにくく、一部屋ごとにプライベートも確保されているため、あまり寮という感じはしないかもしれません。ただし、普通のマンションやアパートを借り上げているので、病院のすぐ近くにあるとは限らず場合によっては数駅、離れていることもあります。
病院によっては女性の看護師だけでなく男性看護師や看護師以外の医療従事者も入寮できるようになっているところもあります。一般的な賃貸物件を借り上げているため、中には寮には見えない、驚くほど豪華でおしゃれなところに住めることもあります。

家族寮(社宅)

ほとんどの寮では「独身のみ」という入寮条件がついていますが、一部の病院では家族が入寮できる家族寮を社宅として提供しています。家族で住むため、一人暮らし用の寮よりも間取りが広くなっています。社宅は、NTT東日本札幌病院や東京逓信病院、NTT西日本大阪病院、関西電力病院など民間企業が設置して運営する、株式会社タイプの病院に設置されています。社宅はゼロではないものの独身寮に比べると数が圧倒的に少ないため、社宅付きの職場を探すのは自力では難しいでしょう。

部屋の設備について

家具や家電が一式そろっている寮、一般的な賃貸物件のように家具や家電はすべて自分でそろえる寮、オール電化や床暖房が付いている寮、など寮のタイプによって設備も異なります。住みやすい寮は当然人気があり希望者が多いため、設備が整っている寮はすぐに満室になってしまいます。希望を出していても満室で埋まっている場合は別の寮に入寮することになります。

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