夜勤ありの看護師が部屋を選ぶポイント
日勤だけでなく夜勤もある看護師は活動時間が一般とは異なっています。夜勤に備えて日中に睡眠を取ることもありますし、交代時間によっては電車やバスが利用できない時間帯に帰宅することがあります。ここでは夜勤がある看護師の部屋選びのコツを紹介していきます。
生活リズムを整えやすい部屋を選ぶ
夜勤がある看護師は外が明るくなってから帰宅し、他の人が活動している日中に睡眠を取ることがあります。疲労を回復するためにも睡眠は非常に大切なのでしっかりと取りたいところです。しかし、日中は一般的な活動時間なので生活音や他人の声で気が散ってしまうかもしれません。睡眠の邪魔にならないように防音や遮光がしっかりしている部屋がおすすめです。
人通りの多いところや学校や塾の近くは安全面に配慮されているため住みやすい地域ですが、日中の生活音は避けられないため看護師にとっては住みやすいとはいえません。生活音を避けたいのであれば、日中の活動が少ない地域や鉄筋コンクリート造の部屋を選びましょう。鉄筋コンクリート造は木造に比べて、隣室や上の階の音が響かないように設計されているため、より静かな空間となっています。
部屋の防犯もしっかりチェックする
女性の一人暮らしの場合、特に注意したいのがセキュリティについてです。不審な人が訪ねてくる可能性もあるため、オートロックのある部屋やドアを開けずにモニターで確認できる部屋がおすすめです。また、一階は侵入されてしまう可能性もあるため二階以上の部屋を選びましょう。
洗濯物で性別や年齢を悟られてしまうこともあります。なるべく室内に干したいところですが、部屋のサイズや物の配置によっては難しい場合もあるかもしれません。どうしても外に干さなければならない場合はベランダカーテンなどを利用して、外からは見えないように工夫する必要があります。
夜道の対策も万全にしておく
夜勤後など深夜遅い時間に暗い夜道を歩くことがあります。そういった道は女性にとっては大変危険なので、夜でもそれなりに人通りがある場所やすぐに駆け込めるコンビニやスーパーがある地域がおすすめです。
グレードの高い部屋も選べる
家賃の目安は収入の3割程度、といわれています。夜勤手当がつく分、日勤のみの看護師よりも夜勤がある看護師の方が給料は高めです。初任給の平均から家賃相場を計算してみると、初任給が約21万円の日勤のみの看護師の家賃相場は約7万円、初任給が約27万円の夜勤がある看護師の家賃相場は約9万円、となります。夜勤がある看護師の方が家賃として使える金額が多いため、防音や防犯のしっかりした部屋が探しやすくなります。